エンレイソウとミヤマエンレイソウ
先ずは、エンレイソウ(延齢草)です。
3枚の大きな葉に、3枚の花びら(ほんとうはガク)、昔のウルトラマンなどに登場する怪獣を連想してしまいますが、そんな風に見えないですか?
ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)は近似種ですが、エンレイソウは写真のように褐紫色です。
エンレイソウには内花被片(ないかひへん)がなく、外花被片(がいかひへん)が緑あるいは褐紫色をしています。
下のミヤマエンレイソウの写真でそれらの部分を示しました。
エンレイソウの写真と比べてみてください。
次は、ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)です。
以下の3ヵ所で見つけました。
・鳩待峠から山鼻への途中(山鼻の近く)
・山鼻ビジターセンターの隣(公衆トイレ)への木道横
・竜宮から富士見峠に向かう木道横
エンレイソウ(延齢草)は良く見かけますが、このミヤマエンレイソウ(深山延齢草)は気を付けていないと見落としてしまいます。
(エンレイソウより数が少ないそうです)
シロバナエンレイソウとも呼ぶようですが、淡紫色を帯びるものもあります。
淡紫色を帯びるもをムラサキエンレイソウとも呼んでいるようです。