イワカガミ
夜行日帰りでブラリと尾瀬に来てしまった。
山の鼻ビジターセンターで、東電尾瀬橋の近辺でイワカガミが咲いているとの情報に、東電小屋まででかけることにした。
毎年お世話になっている支配人にお聞きすると、東電尾瀬橋の先で咲いているとのこと。
咲いていました、湿原の平地で咲いていました。
2008.07.11 鳩待峠からオヤマ沢田代(至仏山)への途中にて。
イワカガミ(岩鏡)です。
岩鏡は、岩場に生え、光沢のある葉を鏡に見立てて付けられた名前です。
山地帯から亜高山帯にかけた、九州から北海道のほぼ日本全域で見られるポプュラーな高山植物です。
岩場や急傾斜地・山道の道ばたなどに群生し、今回の撮影地も鳩待峠からオヤマ沢田代(至仏山)に向かう登山道でした。
花は淡紅色からほぼ白色のものまで変異があり、直径1~1.5cm程です。
花の先端は多数に分かれ、おしべは5本で中心部に1本の赤紅色の柱頭があるそうですが、下を向いたイワカガミの中を撮影するのは大変です。最初の写真には赤紅色の柱頭がのぞいています。
wikipediaによると、近種にコイワカガミ、オオイワカガミ、ヤマイワカガミがあるそうです。
以下を参照してください。
ウィキペディア イワカガミ
2009.6.18 東電尾瀬橋の近辺にて。
2009.6.18 山ノ鼻 植物研究見本園にて。
2008.07.11 鳩待峠からオヤマ沢田代(至仏山)への途中にて。