キクザキイチゲ
東電小屋に向かう林沿いの木道で見つけた花です。
菊咲一花(キクザキイチゲ)と書き、キクザキイチリンソウとも呼ぶようです。
春の気配をいち早く知って、茎に一輪の花を咲かせます。
ところが、花びらのように見えるのはガクヘン(注1)で、本当の花びらは無いそうです。
驚きました。
(注1)花の最外輪にある花葉(カヨウ:花の格好をしているが本来は葉っぱ)
とは言え、薄紫色の花は可憐で美しいものです(白もあるそうです)。
尾瀬に春を告げるキクザキイチゲの花です。